Movable Typeを4.1へとアップグレード(※)しようとして失敗し、結局は元に戻した中で、いろいろ思うところがありました(※前のエントリーでは、「バージョンアップ」と書きましたが、アップグレードと言った方がいいんだろうか。どーでもいいような気もしつつ、ここでは「アップグレード」にしておきます)。
自分の備忘録も兼ねて、忘れないうちに書きます。教訓とか痛感したこととか、いろいろありますが、「分かったこと」は以下の5点にまとめられるのではないかと思います。
■その1:己のスキルの無さ
これはまあやる前から分かっている話なんですが、アップグレードに失敗し、さらにはその現状を変えることができなかったってのは、やはり俺に知識やノウハウが無いからに他ならない。見よう見まねで独自ドメインのブログをやっているので、どうにもできない部分はある訳です。
独自ブログの限界と同時に利点についても再発見はできたように思います。限界というのは、スキルのない俺の限界のことですが、そんな俺から見ても、いろいろいじれるのが独自ブログのいいところだという思いも強くしました。アップグレードに失敗したからといって、もうこのブログはやめるなどというつもりもありません。ということで、「その2」以降に話は続きます。
■その2:アップグレードは慎重に、そして焦らずに
スキルの無さってのは、そう簡単には解決できない話。となると、本来はそう軽々しくシステムのアップグレードなどしてはいけないのではないか……というのは、あくまでも俺自身の場合ということですが、そう思いました。
ただ、ブログ上でいろいろとやりたいことがある訳でして、そうすると手を加えたくなる。だからもし手をつける時には、慎重にやらないといけないと思いました。
例えば、(おおげさに言うと)土日をつぶす覚悟で臨むとか、バックアップはしっかりとっておくとかですね。後者に関しては、バックアップをとっていたからこそ、こうして復活できた訳ですのでよかったと思います。本当は、いきなり本番環境で試すとかではなく、事前に練習しておくくらいのことは、やはり必要なんでしょうね。
■その3:アップグレードするなら他の人の事例を待ってから
上の「その2」ともかぶるんですが、他の人がアップグレードをして注意点なんかをネット上で見られるようになってから、アップグレードをした方がいいように思いました。今回はMovable Type 4.1をアップグレードしようとした訳ですが、リリースしてそう日がたっていないうちにやってみた。既に「4.01」などのアップグレードの話は既にいろいろネット上にあったようなので、更新に失敗したらそういう情報を見ればいいと思った訳ですね。ところが、今回は俺の失敗に当てはまるような(4.1へのアップグレードの注意点について)解説をしてくれているページは見つけられなかった。結構探したんですが、無かったようです。これも時間をおいてアップグレードすれば、解決したのかもしれません。
■その4 :アクセス数が減ってしまった
このブログのアクセス数は、もともとそんなに多くはないのですが、とはいえようやく少しずつ増え始めていました。しかし、アップグレード失敗でほぼ2日間ブログを“閉鎖”した結果、アクセス数は減ってしまったようです。これは、やってしまった以上、仕方がないことですね。挽回のためには、見てもらえるようなネタをどんどん書いていくのが一番なんでしょうが……。がむばります。
■その5:ブログは(意外と)大切だった
このブログでは、毎回推敲に推敲を重ねた力作を書き綴る……なんてことはしていなくて(できていなくて)、むしろ脊髄反射的に思ったことをパッと書いていたりするものが多いのが実情です。そんな文章ばかりで恐縮なのですが、そんな文章がたまり、そんな文章が書けるこのブログが一時的に無くなってしまったにも関わらず、ちょっと(かなり?)寂しかった。そういう気分になるのは意外でした。ブログが結構大切なものであるということに、今さらながら気づきました。
「だったらもっとちゃんと書け」と言われそうなのですが、システムのアップグレードに失敗したことで、少なくとも今後もこのブログを運営していく気持ちは高まりました。ということで、今後もよろしければまた見に来てやってください。