プレストが2009年に取り扱わない車種について発表しています。
それによると
【取扱中止モデル】
- XV1900A
- XV1700AS
- XVS1300A
- YZF-R1
- YP125FI
【未取扱モデル】
- VMX(VMAXのこと?)
- XT660Z
- WR125X/R
- YZF-R125
となっているのですが、その理由として
20年9月から適用された排出ガス基準強化に伴う試験方法の変更によって規制値適合の可否確認が取れないこと、また騒音規制値適合の可否確認が取れないことから、誠に遺憾ながら取り扱いを見合わせることに決定しました。
また従来よりご要望の声を頂いていたプレスト未取り扱い機種につきましても、残念ながら同じ理由で取り扱いの検討を断念しております。
と説明しています。ということで、テネレ(XT660Z)については扱わないことが決まったということですね。以前、取り扱えない旨を発表した時には
ヨーロッパ専用モデルのため、日本国内のレギュレーションを満たしているかどうかの確認が未だ出来ておらず、取り扱いできるかどうか判断しかねる状況になっております。
と説明していたのですが、結局規制をクリアできなかったんですな。うーん、残念。あとはヤマハ本体が国内仕様で扱うかどうかが次の焦点でしょうか。そんな風になるんだろうか。
さらに、気になるのは、上記の発表で挙がっていない車種はどうなるのかということ。XV1900CU(「RAIDER)」は「取扱決定」と、トップページにでかでかと紹介していますが、他はどうなんだろう。「取り扱わないと発表しなかった」ことは、必ずしも取り扱うと決めたことを意味するとは限らないと思うんですけどね。あーややこしい。取扱中止の追加発表なんてないですよねえ。それは考え過ぎだろうか。
さらに、冒頭にリンクを張った 取り扱わない車種のページには、今現在でトップページからのリンクがはずされています。何か状況が変わったんでしょうか。そのあたりも気になるところではあります。
いずれにしてもユーザー本位の話ではないという点では、どれも共通しているような気がする。素直に考えると単にプレストが悪いという話ではないとは思いますが……。