asahi.comの鈴鹿8耐特集

アサヒ・コムに鈴鹿8耐の「特集」があるのを見つけました。今現在で、3回目まで連載が終了しています。1回目のリンク先はこちらです。

  もともと、これはWebサイト専用のコンテンツというよりも、新聞の記事をWebに再掲載したものだったりするのでしょうか。(すみませんが、朝日新聞はとっていないもので、わかりません)。まあ、新聞で記事が掲載されたのなら、Webサイト以外でも8耐のPR効果があったんだなあ、などと思いながら、Webサイトの「ぱんくず」を見ると、「関西」の2文字が。もしや?、と思ったら、asahi.comの関西向けコンテンツの中にある訳ですね。ということは、新聞に載っているとしても、全国面ではなく、関西向けの地方面用の記事ということなんでしょうか。個人的にしつこくこだわる訳ではないですが、鈴鹿8耐は、地上波放映と同様に、ここでもローカルな話題でしかないということなんですかねえ。

ちなみに、バイクネタとは趣旨がはずれますが、アサヒ・コムの関西向けコンテンツの中でも「特集」は強烈だということにも気づきました。

  
といった感じですね。「コテコテでんなあ」というのが素直な印象です(こういうノリは意外と好きだったりはします)が、これらの企画と同じような位置づけで鈴鹿8耐の特集があるってのも、(朝日新聞や「関西」って)すごいなあと思いました。 

携帯電話とバイクの共通点

「ケータイとバイク? そりゃ違うよね」というのは製品そのものの話。間違える奴はいませんよね、ハイ。

なぜこういうタイトルにしたかというと、それは後述します(と引っ張ってみる)。長文になりましたが、よろしければおつきあいください。

前のエントリーで、バイクの馬力規制が撤廃されるという話を書きました。バイク乗りにとっては、きっといい話なんだろうと思います。そうなんですが、個人的にはどうも気になる。 何が気になるか、よくわからなかったので、少し考えてみました。

普通に考えると、やはりこれはユーザーにとっては、いい話に思える訳です。例えば、国内仕様は海外仕様よりも馬力を抑えている機種がある。CB1300SBもまさにその一つ。馬力規制がなくなると、そういう違いはなくなるのかなあと思えてくる。
(※ちなみに、「馬力はないよりもあった方が本当にいいのか」などというのは、すごく本質的なテーマだとは思うのですが、 それはとりあえず置いておきます。自分でもよくわからんので)。

ユーザーにとっていいことなのであれば、 国内市場のてこ入れにもなるのかなあ、とも思いました。もし仮にバイクの魅力(あるいは商品力)が馬力規制によって削がれているのであれば、規制が撤廃されることで、魅力を“回復”できるということになる。そこで、バイク乗りが増えて、メーカーも売り上げ増へ……なんて単純な話にはならないでしょうが、ユーザー本意で考えると、そんなシナリオもあるような気がしてくる。となると、そんな効果を期待して、メーカーは馬力規制の撤廃を働きかけたのかもしれません。

では、馬力規制が緩和することで、国内市場の需要拡大(ユーザーの裾野拡大)とか、それに伴い魅力的な車種が増えたりすることが、本当に実現するのだろうか。気になったのはこの点です。

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