KLR650にはちょっと興味ありますが

カワサキはなぜか既に2008年モデル(の一部?)を発表済みです。ZZR1400をベースにした1400GTR(アメリカでは違う名前?と、KLR650の新モデルですね。この2台のうち、どちらかといえばKLR650には興味があります。KLE500とどことなく近いというか、顔つきも似ているし、オフロード系ですので。

既にアメリカカナダのカワサキのWebサイトでは概要が公表されています。また、海外にはこんなサイトもあり、その中に2008年モデルのレビューも書いてあるようです(英語なのでちゃんと読んでいませんが、画像もいろいろありますね)。

ざっと見て(画像を、ですが)わかったのは、第一印象としてKLR650の顔つきがKLE500と似ているように見えたのですが、正面からの画像を見ると、実際はKLR650は少しエラが張っている感じだということ。 その分、防風性能は高いのかもしれません。さらに、スクリーンもKLE500のように“モヒカン”ではないので、これも防風性能はいいんだろうなという気はします。また、燃料も22.1リットル入るとのことなので、満タンにして走行できる距離は結構ありそうですね。

興味はあるのですが、さすがに(そうそう買い換えばっかりしていられないので)KLE500からすぐに乗り換えるなんてことはしないとは思います。いや、そもそも俺の物欲がメラメラと燃え上がるかどうかの前に、今後、KLR650は日本国内で販売されるんだろうか。ポイントは、ブライトが扱うかどうかですね。 KLE500も売り切るのに苦労していたようなので、取り扱うことはないのかもしれませんが、どうなんでしょうか。

三宅島レースは断念

三宅島で11月に開催予定だったオートバイ一周レースは断念することになったそうです。記事(例えばこれ)によると、オートバイメーカーが安全性を危惧し、その懸念を払拭できなかったからだそうです。

旧ブログでは何度かこのネタは取り上げてきましたが、その後どうなっているのか、ちょっと気にはなっていました。東京モータサイクルショーの時も名称を発表すると言いながら結局、イベントでの発表は中止。バイク雑誌の中でも「安全なのか」と疑問を呈する記事を掲載しているものもあった。つまり、それはメーカーが懸念を示していたってことなんでしょう。

このエントリーを書いている現段階では、三宅島オートバイレース実行委員会のWebサイトには、まだ「断念」の案内はないようです。 ただ、トップページからリンクが貼ってある「実施基本案」というpdfファイルを見ると、「レース」と称してはいても

ライダーに求められる目標は、如何に他者よりも速くコースを走り抜けるかではありません。
鮮やかなコーナーリング、力強いスタートダッシュなど、美しく高度な技を魅せることはもちろんのこと、
一般道路を最後まで完走できる、厳しい自制心に裏打ちされた安全で確実な走りを示すことも求められます。
この目標を完遂し、最後まで完走したライダーには、真の勇者、究極の達人として、名誉を讃えられます。
レース開催と各種イベントを通じて、オートバイ魅力を伝えるとともに、安全走行の意識を高め、多くの人々にオートバイの楽しさを提供します。

……と「速さを競うレースではない」ことを妙に?強調していたりもする。このファイルの日付は、Webサイト上には「2/23更新」とあるので、その頃から既にメーカーが問題視していたんではないかと思いますね。

確かに、バイクメーカーは安全性も重視せざるを得ないでしょうから仕方がないのかもしれません。ただ、個人的には何らかの形でバイクやバイク乗りが島の復興に貢献できたらいいのに、とは思います。三宅島の「レース」は、ひとまずは当初の構想を断念し、内容を変えながら実施することも検討されているようなので、何らかの形で盛り上がって欲しいという気もします。