今回もヤマハの「隠し球」はVMAXだった

以下の内容は、実は昨日の深夜(つまりプレス発表前)に書いていました。「東京モーターショーのマスコミ向け公開もまだだろうから、明日読み直してアップすればいいや 」などと柄にもないこと?を考えてしまった。そのときは、ちょっと眠くてしょうがなくて、頭が動かなくなったからなんですけどね。また言い訳めいたことを書くとは。ちょっと失敗です。

タイトルも、本当は「……なのか」にしていましたが「……だった」に変えました。まあせっかくなので(何が「せっかくなのか」は自分でもよくわからんが)、ちょっと悔しいこともあり、昨日書いていたものをベースにアップしてしまいます(追加部分はこんなふうに色をかえています)

 —————————昨日書いたのはここから

前回の続きを早く書かねば、と思っていたらもうすぐ東京モーターショーということで、その前にぜひ書きたいと思ったネタがあるので、今回書いてみます。本当は昨日のうちにあげておけばねえ。

おととしの東京モーターショーでヤマハの出展モデルに隠し球(旧ブログでは「隠し“玉”
」と書いておりますが、正しくはこちらですな)があり、結局、それはVMAXのコンセプトモデルだったという話を書いたことがあります。

今年はどうなんだろう、と思ってこれまでのプレスリリースなどを見ていたら、今年もまだ未発表のモデルがあります。ほー、今年もですか、ということですね。

ヤマハは出展モデルに関して3回、これまでに発表しています。(今日も発表している(後述)ので、今のところ計4回ですね)

 

  1. 第40回東京モーターショー2007に出展するマハ発動機の出展モデルについて(Part 1)
  2. 第40回東京モーターショー2007に出展するマハ発動機の出展モデルについて(Part 2)
  3. 「第40回東京モーターショー2007」ヤマハブースの見所と展モデル「XS-V1 Sakura」(参考出品車/試作車)について

 

それぞれの日付を見ると、順に9/20、10/5、10/16となります。で、それぞれに出展車両を小出しに紹介しています。1では

……参考出品車19台を展示する。そのうち、エキサイトメントを身近に感じさせる出展モデル11台(中略)の概要は、下記の通り。

と書いてありまして、2では

……参考出品車19台を展示する。そのうち、燃料電池二輪車、電動車など参考出品車6台の概要は下記の通りである。

となり、3では「XS-V1 Sakura」(参考出品車/試作車)を紹介しています。つまり、11+6+1=18台を紹介しています……おや? そうですね、1と2で繰り返し表明している「参考出品車19台を展示」とは数がズレています。もう1台=隠し球が今回もあるということですな。

では、今回の隠し球は何か、という話なんですが、それとは別に前回の発表からの流れを考えると、前回コンセプトモデルを展示した新型VMAXについて、今回はまだ何の発表もないことに気づく訳です。となると、消去法みたいですが、今回も隠し球は新型VMAXではないか、という仮説も結構現実性を帯びるような気がします。どうでしょう?結局、そうでした。でもまたオブジェですが。

(ちなみに、10/24付のニュースリリースで19台すべての概要が発表されており、その中にしれっとVMAXもあります)

ただ、2回連続でVMAXという同一車種を「隠し球」として引っ張るとなると、それはそれで気合いの入り具合いが分かりそうな気もします(ヤマハは「気がついたら2回連続で同じ車種でしたね」、とボケるような会社ではないと思いますが……) 。あるいは、今回VMAXが隠し球じゃないとすると、「結局どうなったの?」と首を長くするファンは思うでしょうね。今回、仮に出展しないとすると、それはどういう意味なんだろうか。(そんな心配は杞憂というか、大きなお世話だったと)。ちなみにブログを検索すると「新型VMAXは2009年発売」なんてことも書いてありますね。それが本当だとすると、製品化したVMAXのお披露目は、今回でなくてもいいのかもしれません。(本当か?)→結局、製品化した形でのVMAXのお披露目は、次回の東京モーターショーなんでしょうか?

個人的にVMAXに乗りたいという思いは、新旧ともに(新型はコンセプトモデルしか見ていませんが)ありません。ただ、ちょっと覚えていることがあります。 大型免許を取ったばかりの頃、まだおっかなびっくり乗っていたFZS1000で首都高を走ったことがあります。走る道路として首都高がどんなものかについては、今はまあ想像がつきますが、当時はくねくねした道路に手こずっていました。そこを革ジャンを着てVMAXに乗ったあんちゃん(馬鹿にしている訳ではなく、おっさんではないという意味ですね)に颯爽と抜かれたことがあります。本来のマシンの旋回性能というか、ヒラヒラと走る走りやすさという意味では、FZS1000の方がはるかに高い性能を有しているはずですが、(少し大げさに書くと)乗り手のテクと経験の差が出た瞬間です。そのときは「あー、やられた」と思いました。 抜かれたのが悔しかったのではなく、あのくらいすーっと走れるといいなあと「初心者」として思った訳ですね。そんなこともあるので、VMAXには俺もちょっとだけは思い入れがあります。

で、隠し球が何なのかは、モーターショー当日にならないとわからないんでしょうね。(いや、今日でした)。まあ、見てのお楽しみかなあと。(この思いはまだ変わりませんね。どんなものか見てみたいのは確かです)。

※今回の話を調べていて、おもしろいネタを仕入れました。早めにそれもアップします(このネタこそ、もしかするとすぐにも消えるかもしれないので、さっさと書かねば)

—————————昨日書いたのはここまで

 しかし、2回連続でオブジェを展示、ってのはびっくりしました。結構、新型VMAXを楽しみにしている人はじらされまくり、ってことですね。今時、こんなにじっくり?開発するのも珍しいのでは。 あまりゆっくりしていると、待ちきれずに他社のバイクに乗り換えてしまう人もいるだろうし、かといって中途半端に製品化してもVMAXファンは許してくれないでしょう。バイク業界はどうだか知らんですが、最近の世の中の風潮としては、どんどんスピード優先みたいになっていますけどね。

ちなみに、小林ゆきさんのブログにVMAXオブジェの画像がありました。

追記:書いている間に日が変わってしまったので、「今日」となっている箇所は正確には「昨日」の誤りです。これ以上直すと何がなんだかわけがわからんので、なおしませんが、そういうことです。もっと言うと、「昨日」とあるのは、「おととい」のことですな。いや、これは「昨日」でよかったです。ダメだこりゃ。

パリショーのビデオ(5)ホンダの新トランザルプ

このシリーズはもう終わりかと思っていたら、まだあったので紹介します。

ホンダのトランザルプです。2008年から新モデルとなる訳ですね。

もともとのトランザルプのキャラクターが(個人的には、かもしれないが)KLE500とかぶるところがあるので、興味があります。これもKLE500のように「消滅」するのだろうか、と思ったりもしましたが、モデルチェンジをするということで。まあ、KLE500もVersysやKLR650へと続いているといえば続いているのかもしれませんが。

そんなことはともかく、これは、東京モーターショーで見られるんだろうか。実物を見てみたいなあ。