フォッサマグナを見た、訳ではなかった

ゴールデンウィークのツーリングで書き漏らしたネタが1つあります。なかなか時間がとれず書けなかったのですが、書いてみます。

KLE500で国道152号線を移動していた第2日のことです。看板を発見しました。「中央構造線北川露頭」。それは何だ?ということで停車して見に行きました(正直言うと、そろそろ休憩したいタイミングだったというのもありました)

 国道152号線はフォッサマグナ沿いに走っているので、地盤が弱いために完成しない――。そんな話をどこかで読んだ覚えがあります。たぶんネットでなのだが、出典が見つからないので、あやふやなんですが、少なくとも真偽はともかく、そう思っていた。そこに「露頭」の看板なので、こりゃフォッサマグナが見れるのではないかと思ったわけです。

 

「中央構造線北川露頭」の看板
結局、道路沿いからは少しくぼんだところを川が流れており、その川辺がポイントであると判明。手前まで行ってみることに。

画像は川の手前に立っていた看板です。ちょっと薄汚れています(ちなみに、いくつか「発見」がありました。いや、そんなに大げさなことでもないんですが。それは後述します)。

結局、「中央構造線」を生で見ることができました。ただ、看板を見ないと、よくわからなかったですね。

まず、これが看板のアップ。

看板のアップ

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
そして、これが実物。わかりますでしょうか。 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんだか、よくわからんですよね。単に色が違っているくらいにしか、俺にはわかりませんでした。もしかすると、地質学?が好きな人にはたまらない場所なのかもしれませんが、その手の学問には関心がないもので。すまんです。

 
フォッサマグナの説明図

ただ、この看板を見て、1つ発見がありました。 フォッサマグナは線ではなく「面」なんですね。ウィキペディアを見てもその通り書いてあります。「日本沈没」など天変地異系エンタテインメントだと、だいたい日本列島はこの「フォッサマグナ」の線に沿って割れてしまうもんなんですが、面だったわけですね。ちなみに、「線」は正確には糸魚川静岡構造線というのだそうです。 

 

あと、もう1つ発見がありまして、このブログを書こうとしていて気づいたんですが、中央構造線はフォッサマグナ(もしくは糸魚川静岡構造線)のことではないんですね。現物を見た時には、「そうか、これがフォッサマグナの端かなにかなんだろう」というくらいにしか思っていませんでした。 よく見ると、上で紹介した看板のアップにはきちんと説明してありますね。気づきませんでした。

まあ、勉強になったり、意外だったりしたのですが、こういう思わぬ発見があるツーリングってのも面白いものです。(…とまとめるしかないんですが、まあ面白かったですよ。ホントに)

CB1300SBで行く福島・長野ツーリング:第2日

今日は国道252号線をひた走ろうと思いました。ツーリングマップルを見ると「おすすめルート」として紹介されていたので興味を持ったからです。た
だ、正直に言うと、深く考えて選んだとかいうものではないですね。おすすめルートは他にいくらでもある訳なので。あとはやはり日帰りではあまり走れそうにない場所にある道ということでも選んではいます。

そのくらいの期待度だったので、この道を走ること自体をすごく楽しみにしていたというほどではなかった
(事前に特に情報収集などをしていた訳でもなかったので)。「前半戦」にKLE500で走った国道152号線はそれなりに楽しみにしていましたが、こっち
の道はよくわかりませんでした。

余談:ちなみに、このエントリーを書いていて初めて気がつきましたが、前半戦で走ったのは152号線で今回は252号線だったんですね。下二桁が同じとは。だから何だと言われると困るのですが、とりあえず偶然揃った感じです。はい、それだけです。

で、本題に話を戻すと、実際走ってみた感想としては意外なほどに面白かった。国道152号線とは違う意味で変化に富んでいた。うまく説明できないのですが、なかなかユニークな感じで、あえていうと北海道の道央の山の中を走る感じともちょっと似ている気がしました。

道中では何枚か写真を撮りましたが、ここではその中から3点ほどご紹介しましょう。

■その1:桜

桜とCB1300SB
テレビのニュースなどを見ていると、桜が満開なのは、もう青森か北海道あたりとのことでしたが、252号線沿いでも桜は満開か、ちょうど散り始めるくらいのタイミングでした。

道沿いには何カ所も桜が咲いていました。撮影した場所は、JRの小さな駅の入り口ですが、他にも撮影している人もいました。桜は何度見てもいいですな。

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