CB1300SBの2008年型と2007年型の違いとは

先日、2008年型CB1300SBはチョークレバーがないというエントリーを書きましたが、他にも2008年型には変更点がありましたね。ニュースリリースの発表資料をもとに2008年型2007年型はスペック的には何が違うのか、調べてみました。

ということで、お待たせしました。全国のCB1300SBスペックファンの皆様に(そんな人はいるんだろうか)、お届けします。違いはこんな感じです。
(注:ざっと見て作ったので、ほかにも違う項目があったり間違っているようでしたら言ってください)。

表●CB1300SBの2008年型と2007年型の違い

 項目名/年型 2008年型   2007年型
車名・型式 ホンダ・EBL-SC54 ホンダ・BC-SC54
車両重量(kg) 264〔270〕 260〔266〕
燃料消費率(km/L) 25.5 25.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 74[101]/7,000 74[100]/7,000
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 114[11.6]/5,500 117[11.9]/5,500
希望小売価格 121万8000円 116万5500円
ABSタイプの希望小売価格 129万1500円 123万9000円

(※燃料消費率:燃費は60km/h定地走行テスト値) 

まあ、抜本的に変わったわけではないんで、微妙な違いが多いんですが、数値面で一番違いが大きいのは、なんと言っても価格。税別で5万円の差は結構大きい。販売時の値引きはあるかもしれないけど、それは2007年型も条件は同じなので、やはり5万円程度は違ってくるってことですよね。たしかに新車を買う時は、勢いで買ってしまう(少なくとも個人的には)かもしれないけど、冷静に考えると5万円あればいろんなことに使ったり、買ったりできるのも事実。 特にこだわりが無くて、どちらを買おうか迷っているような人は、安さを求めるなら2007年型の方がいいかもしれません。

あと、リリースを見比べて気づいたんですが、2008年型では「乾燥重量」の項目が無くなっていた。今後は(ほかの車種も)車両重量のみの表記になるんでしょうか。

2008年型CB1300SBはチョークレバーがない

以前、「2008年型セロー250はメーターも違う」というエントリーを書きました。バイク屋さんのブログのエントリーをもとに、さくっと書いたものです。自分でこんなことを言うのも変なんですが、まさに「人のふんどしで相撲を取る」ようなエントリーでした(YSP東大宮ブログさん、ありがとうございます。)。ただ、(言い訳をするのではないけれど)このようにほかの人のブログに触発されてさくっとエントリーを気軽に書けるってのがインターネット(とハイパーリンクやトラックバックという仕組み)のいいところな訳です。結局、このエントリーはこのブログにしては結構予想外に見てもらえているようです。

ということで?2番煎じっぽいんですが、CB1300SBでも一つ「2008年型は……」というネタを書いてみます。(いつかは書こうと思いながら時間が取れず書けなかったんですよね、実は)

先日、CB1300SBの2008年型が発表になりました。見た目ではっきり分かるのは、サイドカバーの色が変わったことくらいで、それほど大きな変更点はない様子。ただ、 エンジン回りではいろいろ変更があるようで、ホンダのWebサイトにはいろいろと説明があります。

そして2番目にあげた↑の「主要装備の説明」のページにこんな1文を発見しました。

 

PGM-FI搭載のエンジンには、今回新たにIACVをスロットルボディに装着。吸入空気量の制御を行うことで、アイドリング時におけるエンジン回転数を
より安定させるだけでなく、エンジンの始動性を向上させる装置である。また、このIACVの採用により、オートチョーク化を実現している。

 

引用したところの最後の1文で「オートチョーク化を実現」とありますよね。ということで、やっとタイトルの話になります。2008年型にはチョークレバーがないんですよね(で、いいんですよね)。

2008年型は3月18日発売だそうで、もう店頭にならんでいるのかもしれんですが、俺は見ていない。実際はどうなっているんだろう、と思うんですが、一つヒントになりそうな画像がありました。2008年型に一番「近い」のは、東京モーターショーの展示車両ではないだろうか。これが東京モーターショーの時に撮ったCB1300SBです。


0701028tms_ cb1300sb.jpg

2008年型はモーターショーの時とは少し違っているようだけど、どのくらい「近い」んだろう?

ちょっと上の画像だとよくわからないと思うので、この時に、エンジン部分のアップを撮っていました。


0701028tms_ cb1300sb2.jpg

チョークレバーがないってのは、分かりますでしょうか

撮影したアングルがあまりよくなくて正面からではないので、よくわからないですよね。参考までに俺のCB1300SB(2007年型)のエンジン部分をアップで撮影してみると、こんな感じです。

0802_ my_cb1300sb.jpg

チョークレバーがあるってのが、分かりますよね

 別にチョークレバーがあろうが無かろうがどうでもいいんですが、始動時にこれを引かなくていいってのは、楽でいいかもしれませんね。

個人的には、「フューエルインジェクション(FI)のエンジンはチョークは引かなくてもいい」と何となく思っていました。そのため、CB1300SBを買う前に下調べをしていて、CB1300SBはFIなのにチョークレバーがあることを知った時は、少し驚きました。まあ、だからといって、それがマイナスにはならず、結局買っている訳ですが。

2008年型のCB1300SBで、(ちょっとだけ)驚いたのは、「青ボル」がまだ残っていること。2008年版の青ボルは、何か変更点はあるのかもしれませんが、先ほどの2008年版のニュースリリースを2007年版のリリースと比較してみると、色の名称は変わっていないので、同じ色のようです。 街中ではほとんど青ボルを見たことがないので、もうカラーチェンジで消えるのかと思っていました。