正解は、スーパーテネレ(ただしオブジェ)

昨日のエントリーの続きです。ちなみに、当初、この記事のタイトルは

「ハズレ」なのか、それとも?

として書こうとしていました。予想を外したという意味だけでなく、期待を下回ったと思ったわけです。でも、まあこの目で実際に見ないと本当のところはわからないよなあ、という内容にしようとしていたのですよ。ところが、書いている途中で気づいてしまった。これはびっくりというか、なかなか心憎いですなあ。

 まず、事実の確認です。マスコミ向け公開が昨日から始まり、それに合わせてだと思いますが、ヤマハがリリースを追加発表しております。

第41回東京モーターショー・ヤマハブース概要について

 
それで、ようやくWPが何かがわかりました。まず、残り2つだと思っていたのが、実は残り1つだったことが判明。EC-fとEC-fsは1台ずつとカウントするということでした。エコ系については、昨日も書いた自転車の話も含め、あれやこれや言いたいことはいろいろありますが、まあ見てからにしたいですね。(ちょっとだけこのエントリーで後ほど書きます)

で、残りのWPはというと「The Lord of YAMAHA Adventure's」となっている。なんだそれ?と思い、説明を見ると「夢とロマンをかきたてるオブジェ」などと書いてある。

これを見た第一印象としては正直がっかりしました。オブジェなのに「夢とロマンをかきたてる」のは2年前のモーターショーであったVMAXくらいじゃないかと思ったんですね。リリースの画像を見てもよくわからない。

で、 この名称も意味不明ですし、念のためと思って「The Lord of YAMAHA Adventure's」の言葉そのもので検索してみたんですね。すると、リリースのページのほかにヨーロッパのヤマハのサイトのページが引っ掛かった。(ちなみにヨーロッパのヤマハのサイトのトップページからもリンクが張ってあります)

Super Ténéré – The Lord of YAMAHA Adventures

 
そこには今回の東京モーターショーでオブジェを公開「した」(過去形。既に見れるけどいいの?)みたいなことが書いてある。あと、「スーパーテネレ」でブログ検索をすると、今日会場に行った人たちでブログでネタにしている人もいるようです。たとえば、こちら 

 東京モーターショー速報byヤングマシン!

 日本のヤマハのサイトでは(これを書いている時点ではまだ)何も発表していないようなのでが、もう決まりです。スーパーテネレのオブジェでした。

昨日のエントリーで 

一応、事前に漏れている?情報だと、可能性がありそうなのはTMAXの750cc版でしょうか。 

などと書きましたが、スーパーテネレについても話題になったことがあったような気がする。そういえばということで思い出しました(昨日気づいていればねえ)。

オブジェとはいえ、ひとまず見てみたくはなりました。このブログでは2年前のモーターショーで展示されていたテネレのことは何度かネタにしておりますが、一連のテネレ関連のエントリーは、実を言うとこのブログにしては結構アクセス数があるようでます。ということで、消費者の関心は高いですよ、ヤマハさんってば。というロジックは(このブログのアクセス数自体たかが知れているので)正直まあ無理があるんですが、いずれにしても今回のオブジェは見てみたくはなりました。

あと、見てみたいという意味では「その他展示物」(という名称もすごいんだが)のHV-X。ハイブリッドバイクの実用化に向けて研究しているということなんでしょうか。

それから最後に1つ。日本ではスーパーテネレについては何も説明しないんだろうか。ヨーロッパのサイトに説明があるのにとは思うんですが、それってつまり、テネレのように国内販売は(正式には)しないということを、もう決めているという意味なんですかねえ。

今年の東京モーターショー、ヤマハの隠し球は何だろう

なんか最近「隠し球」などのキーワードで検索してこのサイトにきてくださる方がそう多くはないとはいえ、いらっしゃるようです。そこで、今年はまだ間に合うようなので、ちょっと書いてみようかと。

前回の東京モーターショーで、事前に発表される展示台数の帳尻が合わず、「隠し球は、(当時は未発売だった)VMAXかも」と思いながら、ブログのエントリーを公開しなかったということがありました。で、翌日に書いたのがこれですね。で、今年のモーターショーではどうかというと、ワールドプレミア(WP:世界初公開)が2台まだ発表していないようです。

なぜ、そう思うかというと、まずこれを書いている時点でヤマハ発動機が公表しているリリースは以下の2つになります。(でいいですよね。見逃している?)

第41回東京モーターショー2009 ヤマハ発動機の出展モデルについて(Part 1)
第41回東京モーターショー2009 ヤマハ発動機の出展モデルについて(Part 2)

 

これらを見ると、WPとしてPart1では新型のSR400、Part2では電動バイクを2台紹介している。一方、この2つのリリースではWPが合計何台あるのかというのは掲載していないようです。

しかし、東京モーターショーのWebサイトには出品車両数一覧ってのがありまして、それを見るとヤマハのWPは「5」となっているんですね。前回のモーターショーでは最後まで公開しなかったのはVMAX1台だけだったんですが、今回はまだ2台未公開が残っているんだろうか。おーっ、って感じですね。ちょっと期待したくはなります。

ただ、一方で「いやー、実はWPの数を減らしたんですよ」なんてことになっていたりするのも嫌ですね。そんな野暮はやめてほしいんだけど、どうなんでしょう。

まあ、 WP5台が間違っていないとすると、それは何かってことが問題になります。マスコミ向けには今日から公開なので、今日にでも発表されるのでしょうが、まあそれはそれとして、今年こそは勝手に考えてみます。(予想は、外れるんだろうか)

一応、事前に漏れている?情報だと、可能性がありそうなのはTMAXの750cc版でしょうか。あと、個人的にちょっと期待したいのは、前回展示されていた「XS-V1 Sakura」の製品化に向けた展示ですかね。 (ちなみに、リンク先は前回のモーターショーのときのリリースなので。念のため)

ホンダはCB1100を製品化するようですし、空冷で同程度の排気量の対抗馬を出すってのはおもしろいと思うんですけどね。いかがでしょう。あるいは、今まで見たこともないヤツがお目見えするんでしょうか。それはそれで楽しみではあります。

ちょっと気になるのは、これまでの発表資料で電動自転車も公表しているんですよね。 残りのWPも電動自転車だった、なんてことになると拍子抜けしますが、どうなんでしょう。個人的には、そもそも東京モーターショーでは、電動であってもそもそも自転車の展示は見たくはないと思うのですが。

まあ、いずれにしても東京モーターショーは見には行きたいと思ってはおります。